鍼灸師のあなたへ
国内外、テレビメディア、Instagram、twitterなど各種SNSで安全性に疑問視されるもの。
鍼灸師としてどこに向かっているのか。
治療家、医療人としての誇り、医学的根拠ある手技なのか疑問視されるものも見受けられます。
エビデンスや安全性があるものはどんな美容鍼灸なのか、結果が出るのはどのようなものか。
美容鍼灸を扱う、また興味がある鍼灸師が本来目指す道はどのようなものがあるのか。
これらを知り、学ぶことで、安全性のある美容鍼灸を提供し
あなたも生涯通うクライエントを今より一層持つスタートの日となるでしょう。
鍼灸師のあなたへ
国内外、テレビメディア、Instagram、twitterなど各種SNSで安全性に疑問視されるもの鍼灸師としてどこに向かっているのか、治療家、医療人としての誇り、医学的根拠ある手技なのか疑問視されるものも見受けられます。
エビデンスや安全性があるものはどんな美容鍼灸なのか、結果が出るのはどのようなものか。
美容鍼灸を扱う、また興味がある鍼灸師が本来目指す道はどのようなものがあるのか。
これらを知り、学ぶことで、安全性のある美容鍼灸を提供しあなたも生涯通うクライエントを今より一層持つスタートの日となるでしょう。
本格的な美容鍼灸が2006年に紹介されて10年以上が経過しました。
美容鍼灸がはじまったヨーロッパやアメリカの講師が来日し、勉強会が開かれ、「西洋人から鍼を学ぶのは、、、」や「黒船到来」と言われました。
が、その中で展開されていたのは「東洋医学」そのもので、全身治療が基本である。というものでした。
そこで、美容鍼灸はそういうものか、全身治療の先に美があるという当たり前のことなのだと多くの人が気付きました。
しかし学ぶ機会がなかったため、私はアメリカから美容鍼灸を含め30年以上指導者であるマリーエリザベス女史を招き、2008年、2009年と講座を開きました。
そのあたりから、美容鍼灸の講座も様々な場所で開催されるようになりました。
そして日本に美容鍼灸という言葉が広がっていきました。
これは様々な鍼灸師の先生方の普及努力の賜と思います。
しかし、10年経過してみると、顔への刺針法法も様々な考え方が出てきました。
また身体の治療を簡略化する、または省くなどの考えもあります。
それぞれの考え方、捉え方があり、技術が切磋琢磨していくのは、業界の発展に繋がります。
しかしながら、もっとも大切にするべきクライエントの安全性の確保やリスク管理、エビデンスに疑問があるものも見受けられるようになりました。
今回、様々な視点で研究されている方、また教鞭の経験のある方々のお話から、安全面を考慮しエビデンスある美容鍼灸をめざしていくためにも、美容鍼灸を行う先生も、また興味がある先生も知っておくべき事が沢山あります。鍼灸は哲学的な要素がありますが、医療行為であり、医学であり、理系のものでもあり、美容鍼灸も検証していくことも必要です。
クライエントにとってより安全で期待以上の結果を出し、より健康にもなり笑顔あふれる社会を作って行くためにも、鍼灸業界が益々発展していくためにも、気づきを得て、明日の診療に役立つ場、学術的研究から美容鍼灸も次のステージに入る機会になればと思い開催します。
いささか大げさな表現ですが、国際美容鍼灸学会と名を冠し、安全性、エビデンスをふまえた美容鍼灸を考える場となり、今後の鍼灸業界の発展、国民の健康への貢献が加速することを願っております。